え!加齢で軟骨がすり減ったと言われたら……

By 仲野孝明 2018-01-26

姿勢が変わると人生が変わる

第86回 : え!加齢で軟骨がすり減ったと言われたら……

Q:
体を動かすことが大好きで

筋トレやヨガ、ピラティスなどを行っています。

ところが2年ほど前から右膝に時々痛みが。
整形外科で「加齢による軟骨減少」と診断されました。

膝関節に無理がかかる運動は、今後の人生で避けるべき?
(S.Mさん/52才主婦/162cm 48kg)

 

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A:
もちろん、誰しも加齢はします。

しかし52才の人がみな膝が痛いわけではないですよね?

 

骨と骨の間にある軟骨には、滑りをよくする役目があります。

S.Mさんは、加齢に伴って軟骨が減り始め、

筋肉を動かしにくくなっている状態でしょう。

 

<仰向けに寝て、上から膝を押します>

膝伸展の簡単なテストです。誰かにヘルプしてもらうとよいですね。

伸ばした膝の裏に、手のひらが入るような隙間がありませんか?

これでは完全に伸びきっていません。

 

脛骨と腓骨、大腿骨に挟まれた関節が、膝。
骨組みトータルで動いていることが負担をかけないポイントです。

バランスが良ければ軟骨は減りません。

傾きが出てくると、軟骨をつぶし始める使い方になります。

右膝が伸びにくくなっているので、

“これ以上、減らないための体の使い方”に変えてゆくべきです。

 

おすすめのストレッチを紹介しますね!

  • もも裏ストレッチ(『一生「疲れない」姿勢のつくり方』P100)

①正しい姿勢で椅子に座る。

②膝を曲げずに、片足を前に伸ばす。

かかとは床、足首は直角。反対の足は曲げる。

③股関節を深く曲げ、体を前に倒す。

膝は曲げずに2~3回。反対側も行う。

 

  • 座り前屈ストレッチ(同書P110)

①足を伸ばして、床に座る。背筋を伸ばす。足首は直角。

②股関節から体を前に倒し、足首を手でつかむ。

膝が曲がらないように2~3回。

 

加えてのチェックポイント

  • 正しい正座ができているか

膝は股関節と足首の関節の間にあるため、

この大きな関節の動きの悪さも負担に。

正座が苦手な人の弱点は、足首のかたさです。

→足首を回そう(同書P158)

 

【ポイント】

S.Mさん、ピラティスで苦手な動作はありませんか?

その気づきに原因が隠れていることがあります。

痛い時の運動は無理をせずやめて、改善してからにしましょう。

 

 

 

 

(この記事は姿勢治療家(R)仲野孝明ラジオ 聴くだけで、体に効く。
【姿勢が変わると、人生が変わる。】第86回目エピソードを再編集したものです)

ラジオを聴きたい方は↓↓↓
http://senakano.jp/radio/download.html

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