姿勢力を高めるおススメ本ご紹介

By 仲野孝明 2018-04-11

姿勢が変わると人生が変わる

第96回 : 姿勢力を高めるおススメ本ご紹介

今回ご紹介するのは

『健康という病』(幻冬舎新書/五木寛之著)です。

 

“健康を過度に気遣うことは、深刻な病気である”。

帯に書いてあるこの言葉、本当にその通りだと思います。

 

直木賞や吉川英治文学賞などを受賞し、著書多数の五木氏。
現在85歳のご自身の生活で感じていることを
素直に伝えられています。
印象的だったことをお話ししてみますね。

 

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  • <健康には、3つの時代があった>

軍国主義時代は、立派な兵士としての健康。
戦後は、経済戦士としての健康(つまり労働力)。
そして現在は、寝たきり老人にならないための健康。
……まさに言われてみれば、と思いました。

 

  • <養生の基本とは>

自らの体の感覚を研ぎ澄まし、
違和感や不調に一刻も早く気付き手入れすることです。

 

……耳を澄ませて自らの体の声を聴こう、

という視点がとてもわかりやすかったです。

コツは、自分のセンサーの感度を高くすること!

「今日は何を食べたいかな?」と考えることも養生の1歩です。

お腹が空いていなければ、食べない。
体の不具合には自分で気づく。

 

  • <健康という病気>

私は健康の大事な条件を“6ヘルス”と提唱していますが、

“適度に!”もポイントです。

オーガニック食材にこだわりすぎ、「これ以外食べない」と思うと、

友達の誘いにも乗れないですよね。

これって、精神的に健康ではなくなると感じませんか?

「あまり気にしすぎると、友達がいなくなりますよ」
つまり、過度はダメなのです。

 

拝読していて唯一、残念だったのは、

五木氏、筋肉骨格系の治療を受けた経験がないようでした。

歩くのが大変になってきて、
膝が悪いと思っていたら、股関節が悪かったそう。
医師指導により保存療法を行っているらしいのです。

手前のシグナルを逃さず、

我々が施せる関節可動範囲を取り戻す治療をできていたら

……きっと改善の助けになれました。残念でなりません。

 

【ポイント】

五木氏と同年代の方、80代の考えや背景を知りたい方におススメ。

いつも健康系の本を読んでいる人にも

違う角度で面白いと思えるのではないでしょうか。

 

(この記事は姿勢治療家(R)仲野孝明ラジオ 聴くだけで、体に効く。
【姿勢が変わると、人生が変わる。】第96回目エピソードを再編集したものです)

ラジオを聴きたい方は↓↓↓
http://senakano.jp/radio/download.html

<iTunes、iPhone、iPad、iPodのAppleユーザーの方>
https://itunes.apple.com/jp/podcast/zi-shiga-bianwaruto-ren-shengga/id1119065593?m